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頚城鉄道以外に曲線加工した方杖がないかと探したら国鉄日中線の終点、熱塩駅がそうでした。
屋根と一体となった差し掛け? ユニークな構造です。
現役のときより廃止後に美しくなった駅としても有名です。
1984(昭和59)年3月31日(南薩線廃止14日後)に魚沼・赤谷・清水港・西寒川支線と共に廃止されました。
最後の昭和59年2月1日改正での熱塩駅発着は
6:42着→ 7:06発、16:38着→ 17:01発、18:53着→ 19:08発
3本いずれもDE10が2両の旧型客車を牽引しました。
(蒸気時代(C11)から朝夕で3本だったようです)
かなり前から日中に列車が走らなかった日中線でしたが、最終日は昼間に2往復の臨時のスジを設けて、4両の旧型客車をDE10がプッシュ・プルしたそうです。
東京駅の写真はこのページのために撮ってきました。
方杖は曲線(開業時からの架線柱といわれている柱など、有楽町寄りの何本かのみ)、白ペンキ塗装、さすが東京駅です。
この架線柱(上屋の柱)の仔細については資料が発見できれば (10年以上も前に神田・御茶ノ水間の架線柱などのことと一緒に鉄道雑誌で読んだ覚えがあるのですが見当たりません)追加記載したいと思います。
また拙作、上田交通の中塩田駅ページでは中塩田駅舎および構内を仔細に撮影しています。興味があれば併せてご覧ください。
このページの参考資料
地鉄電車慕情(宮下洋一作品集)
鉄道模型趣味 No.353
2009/10/13仮公開