その他諸々 


村松駅のふたつ先、大蒲原のひとつ手前の 寺田駅 を正面から撮影。写真右手が西村松駅→村松駅となります。
日中の時間帯は通過されてしまうようなミニミニ駅ですが、RM誌2号によれば大蒲原147人に対して149人と2名勝っています。

「駅は見かけによらない」!

因みに、同資料では五泉2,573人、村松2,575人、七谷190人、駒岡51人、加茂429人、最少は狭口の43人となっています。

 

 同じく70人の土倉駅です。



 五泉方面からやってきた電車。
 築堤を上ったところが土倉駅。



 



 




 加茂(右方)に向けて土倉駅を出発、国道290号線を跨ぐモハ61。



 

 次の冬鳥越まではわずか500メートルですが、築堤・ガーター・カーブ・トンネルと変化に富みます。道路は拡張改修直前の国道290号線。(当たり前ですが相互通行の道路です)
 地図でみると、七谷同様に土倉〜冬鳥越間の拡張工事が完了していません。


 

 冬鳥越から七谷に向けて峠を下るモハ61。




                   

モハ61のサイドビュー。

1940(昭和15)年製。
1958(昭和33)年に西武鉄道からやってきた。

(上)大蒲原、(下)寺田
            



 上田交通(現在は上田電鉄)を「温泉電車」 と呼ぶならば蒲原鉄道は、何電車と呼んであげたらよいのでしょうか。

「田舎電車」?               




 寺田駅を発車してすぐ、左へ緩やかにカーブした後、電車は大蒲原駅まで一直線に快走します。
 
 自転車で走ると良く分かりますが、直線とはいえ意外と勾配のある区間です。



 寺田〜大蒲原に架かる鉄橋を大蒲原方向に向けて通過するモハ31。

 このモハ31、公式には1923(大正12)年製造のデ1の更新車とのことてせすが、車体も台車もデ1とはゆかりなく、電気部品の流用のみであり、実質は1952年(昭和27年)新製ということらしいです。




 何の変哲もない小さな鉄橋ですが彩りの乏しい季節だったからかもしれません。とても惹かれました。



 

冬鳥越に向けて走行するモハ31。            




 既に廃止は避けられないと伝えられており、沿線には同業の方もいらっしゃいました。


 どうでもいい話ですが、撮影後、
 私 「こんにちは、廃止になるそうですね」
 同業さん 「どこから聞いたんですか」
 私 「ピクトリアルに載っていましたよ」
 同業さん 「そんな記事ありましたっけ」
 私 「ほらこれ」
 同業さん 「うわっ 臨時増刊号が出ていたなんて知らなかった」
 そんなことを覚えています。

 しつこいですが「広い道路」




 最初に見たときには「南部縦貫」の廃車体、と思いました。

 廃バス車体利用の冬鳥越スキー場のリフトです。




冬鳥越駅を出発し、土倉駅に向けて67.06メートルの土倉隧道に入らんとするモハ31。